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新規事業担当の負担について考える。

 

 コロナ禍の前から日本は長期の経済停滞期にありますが、コロナ禍がインパクトとなり、どのような業態の企業でも本業以外の選択肢を模索しないと売上減少になりかねず、思い切って新たな事業を起こして果敢にチャレンジしている企業も多いと思います。しかしリソースや人材は限られている事が多いのも事実です。それに伴い新規事業のプロジェクトリーダーになった担当者にとってはやりがいもありながら、負担の大きさに身構えてしまってる状況なのかもしれませんよね。

最近は新規の事業の開発と共に各種コンテンツの作成、SMSでの発信等をするのが当然になっています。担当者の方は本来自分の業務以外の範囲にまで神経を使う形になりさらに疲弊する状況が生まれています。

担当者さん、こんな状態じゃないですか?

 たとえば、新しいサービスを開始するにあたって装置やアプリを開発しながら、モニター募集のDMやランディングページ、サービス紹介動画、アプリのペーパーマニュアル等を作成するなど大量の業務が発生します。また、装置をお客様に届ける場合は配送も手配しなければなりません。そういった場合、デジタルはA社、アナログはB社、配送は配送会社でとなると都度打ち合わせの時間を必要とすることになります。またコンテンツの作成においてはイメージを統一したいのに、ランディングページと印刷物で異なる雰囲気になってしまったりとニュアンスの伝達にも困難を伴う可能性が高くなります。さらにそれぞれ費用がかかるためにコストも上がる可能性が高くなります。リソースが限られている場合とても厳しい状況になってしまってると思います。

「ワンストップで解決」するとスムースなのでは?

 上記の様な状態を回避するためにどう対処すれば良いのでしょうか。可能であれば1社で全てを依頼(ワンストップ解決)出来れば打ち合わせも一度で済み、まとめることでコストを抑えることも可能になるのではないでしょうか。

 

 

どのような制作会社なら「ワンストップで解決」できるのか?

 では「ワンストップで解決」するためにはどのような制作会社を選べば良いのでしょうか。以下の3つのポイントを考慮してみてはいかがでしょうか?

Point①:デザイナーが多数在籍していること

Point②:デジタルだけでなくアナログ制作にも精通していること

Point③:配送のノウハウを持っていること

point①については多種多様な発注を同時に行うのでデザイナーが多いとスピーディーに仕上がります。デザイナーが少ないと同時進行できる件数に限りが出てしまい結果的に時間や費用がかかる可能性も。

point②についてはデジタル関連が得意な制作会社は多いのですが、アナログに関しては不得意な会社も多いです。DMや冊子マニュアルなどが必要な場合はアナログにも精通した会社を選ぶことで制作打ち合わせのストレスが減り思い通りのものが仕上がります。

point③については配送会社にお願いするには伝票の作成や管理など時間のかかる作業をしなければなりませんが、DMや印刷物の発送で培った配送ノウハウのある制作会社なら、宛名リストによる配送も、短時間・大量の納品管理も、商品内容にあった配送方法の選定も任せられます。

以上3つのポイントを併せ持つ制作会社を選べば安心なのではないでしょうか。

「ワンストップで解決」できる制作会社の見つけ方

 検索してホームページを見て選ぶことになりますが、その際に制作実績を確認してください。アナログ媒体の実績があると上記の3つのポイントを満たしている可能性が高いと思います。デジタル中心の会社の場合は配送のノウハウが無い事が多く、対応しきれない場合もあります。また、検索フレーズに「アナログ 販促」などを入れて探すのも良いかと思います。

 

業務内容を客観視できれば負担感の解消につながる

人材やリソースが限られている場合には業務内容を客観的に見てアウトソーシングすることで新規事業立ち上げの際の担当者の負担感は減るのではないでしょうか。負担感が減ってゆとりが増えるとさらによりよい商品やサービス作りを行えるようになることでしょう。

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ローガン
最古参のデザイナーとしてこの世界(会社)の片隅に在籍。 カメラと酒のある場所が好きな子育て終了アラフィフ。
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