フード・ドリンク

高級レトルトカレー(ビーフカレー飛騨)を食べてみた

自炊をしている私は週に2回ほどスーパーに出かけ買い物をします。いつも行くスーパーでいつもついつい気になってしまう商品があります。それはレトルトカレーです。各メーカーの低価格でなじみの商品が陳列されている中、ふと上を見上げるといつも目に付く「飛騨牛カレー」という商品。目を引く理由はパッケージもさることながらその価格「890円(税込み)!」

こんな高いカレー買う人いるのかな?といつも思いながらなじみの商品をカゴに入れるわけですが、一般的な商品と比べて約8倍も高いコレは本当に美味しいのかどうかということをそろそろ確かめてみたいと思います。

どこが違う?

食べる前にこの圧倒的な価格差の要因を探るために原材料を見てみました。

<飛騨牛カレー>
牛肉(岐阜県)、野菜(にんじん、じゃがいも、にんにく、しょうが)、小麦粉、ローストオニオン、ビーフオイル、ラード、乳等を主要原料とする食品(大豆を含む)、カレー粉、砂糖、チャツネ(りんごを含む)、りんごピューレ、しょうゆ(小麦・大豆を含む)、ビーフエキス、ウスターソース(大豆・りんごを含む)、バター、食塩、トマトペースト、香辛料/調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、香料、酸味料
<某メーカーの低価格レトルトカレー @120円>
原材料:野菜(じゃがいも、にんじん)、小麦粉、牛脂豚脂混合油、牛肉、砂糖・ぶどう糖果糖液糖、カレーパウダー、トマトペースト、食塩、でんぷん、ソテーオニオン、酵母エキス、しょう油、ガーリックペースト、オニオンパウダー、香辛料、ガーリックパウダー、チキンブイヨン、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、香料、酸味料、甘味料(スクラロース)
正直、岐阜県産の牛肉を使っているということ以外違いがよくわかりません。金額差はすべて牛の違いということなのでしょうか。やはり食べてみないとわかりませんね。

実食

最高の条件で味わうためにご飯は炊きたてのものを使用しました。後は湯煎で飛騨牛カレーを温めてかけるだけ。簡単、なのに「890円(税込み)!」です。

色味は少し黒っぽくビーフシチューのような見た目です。売りである飛騨牛を含めて口に運び最初のひとくち。・・・・・「そりゃ890円するな。」とひとくち食べて思いました。牛のサイズがまず大きいし、原材料を見ただけではよく分からなかったけど、ルーもいつも食べるレトルト商品とは明らかに違うちょっと高めのレストランのカレー?(あまり行ったことないですが)のような本格派の味です。低価格帯のカレーや家庭で作るカレーの場合、たまごを入れてみたり、ソースをかけてみたり、チーズをのせてみたりと色々味を足したくなる私ですが、飛騨牛カレーはそんな気持ちが起こらない完成度だと思いました。某バラエティ番組のように目隠しして食べた商品と同じものをあてる企画で低価格商品と並べてやったとしたら一瞬で分かるぐらい違うと思います。

感想

正直に言うと「どうせ肉が大きいだけかな」なんて思ってましたが、明らかに低価格商品とは一線を画すクオリティです。言葉で表すなら「おいしいカレー」ではなく「高級なカレー」という表現の方がふさわしい気がします。価格に見合った価値はあるのではないでしょうか。ただ、また買いたいかと聞かれると多分買わないと思います。個人的にカレーという食べ物はおなかが減っているときに「たらふく食べたい」というモチベーションで食べることが多いのでこの価格であればCOCO壱番屋などで「おいしいカレー」をたらふく食べに行くと思います。自分で買って食べるというよりは贈答用とかなら喜ばれるのではないでしょうか。高級レトルトカレーは私の行くスーパーだけでも色々な種類がありましたので気になった方は是非試してみてください。

ABOUT ME
おうみぎゅう
地方出身の田舎者営業マン 30 代。現在婚 活中。死ぬ前に食べたいものは松屋のキムカル丼。
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